今日の一冊

失はれる物語作者: 乙一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 91回この商品を含むブログ (176件) を見るずっと勝手に「オトイチ」と思っていたので、いまさら「オツイチ」だって言われても、的な。なんでも、黒乙一…

史上最低元カレコンテスト (幻冬舎文庫)作者: 清水ちなみ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2002/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る「ひどい男もいたもんねぇ」と笑いながら読めるかと思っていたら、自分の元カレ…

日本細見 (中公文庫 M 11-6)作者: ドナルド・キーン,中矢一義出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1983/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る実家で読売新聞を取っている関係上、ごくたまに「二十世紀クロニクル」を読む。「オリエンタリズ…

熱球作者: 重松清出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2002/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る久しぶりの重松清です。この人は中年にさしかかった男女の寂しさみたいなものを書かせたらホント上手だなぁ。いいことばっかじゃ…

君の名残を作者: 浅倉卓弥出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2004/06/15メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (28件) を見る4日間の奇跡があんまり好みじゃなかったのですが、とりあえず暇つぶしに借りてみました。ところがどっこい…

Banana Fish 1-19巻 完結セット フラワーコミックス出版社/メーカー: (unknown)メディア: ? クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見る久しぶりに頭から読みなおしています。今は病院から脱出したところまで。改めて一気に読むと英二とアッシュの友情…

ホタルノヒカリ (1) (講談社コミックスKiss)作者: ひうらさとる出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/10メディア: コミック クリック: 412回この商品を含むブログ (195件) を見るホタル ノ ヒカリ(2) (KC KISS)作者: ひうらさとる出版社/メーカー: 講談社…

あしたはうんと遠くへいこう 角田光代 やばい。リアル過ぎる。同世代の女性作家を敬遠していた理由のそのまさにど真ん中のドストレートがきました。なるべく考えないように済ませている日々のなんともいえない思いを突き付けられた感じ。出てくる曲名や固有…

ドリーム・キャッチャー(1) スティーブン・キング キングらしいなぁ。とにかく引っ張る引っ張る。相変わらずの固有名詞の羅列ぶりが好きです。うっかりご飯前に読んでしまったので食欲がうせた。痩せたいときにはキングに限るかも。

心臓を貫かれて マイケル・ギルモア 「死刑執行人の歌」を読んで、無性に再読したくなった。この本が出た頃、村上春樹訳ということで読んだのだけど、その時は「アメリカの犯罪記録」ぐらいの印象しかなかった。自分とは遠く離れた世界の話と思って読んだ記…

東京タワー リリーフランキー 号泣したかったのだが、ジワーくらい。リリーさんのオカンへの気持ちがあふれてる本。自分のオカンと離れて暮らしてる人は、たぶんこの本を読んだ後、オカンに電話するだろうな。私もしたし。やっぱオカンが死んだらどうしよう…

発火点 真保裕一 会社の人から無理矢理貸されて読み始めた一冊なんだが、予想をはるかに越えてとてもよかった。前半の鬱屈した生活を送っている主人公敦也に共感しちゃう私って、やっぱ鬱積してるものがあんのかなぁ。中盤から後半にかけてどんどん成長して…

告白 町田康 ヤバイくらいに共鳴しちゃって、「俺と共鳴せえへんか?」が頭の中をぐるぐる回り出した。それこそ今となっちゃ思ったことと口に出したことがほぼ同一になってきた私ですけども、ローティーン時代ちゅか中学生時分は下手に思弁的だったもんで、…

It's Only A Talk Show 中島らも・鮫肌文殊 対談相手の人達の本を割と読む機会があったせいか、大体の話は知ってたような気がする。この頃かららもさんは死にそうだなぁ。死んじゃったけどさ。関係ないけど、鮫肌文殊ってさくらももこの元ダンナだと、しばら…

権現の踊り子 町田 康 「ふくみ笑い」で死にそうになったデス。そして、新聞の切り抜きを財布に忍ばせてます。ウス。権現の踊り子作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/03/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (44件)…

新 世界の犬図鑑 いや、はまりました。楽し過ぎます。毎日20分はこの本を眺めています。一口に犬と言っても、ほんといろんな種類がいるもんですねぇ。この図鑑に載っているほとんどが初めて見る種類ばっかりでした。国産畜犬連盟(FCI)が公認した犬種だけで…

7月24日通り 吉田修一 なんでしょう、なんだか染みました。恋愛小説はほとんど読まない私ですが、まぁ、この本も恋愛小説と言っていいのかわかりませんが、なんだかじわっときました。女性視点だからかな。吉田修一は恋愛上手な気がします。たぶん。7月24日…

JFKの寝室 ケネディとジャクリーンの封印された「性」 クリストファー・アンダーソン エルロイの影響で50年代アメリカの裏側に異常に興味があります。ケネディ暗殺なんてその最たるもの。JFKの女好きは噂として知っていたけど、まさかオードリーとまで寝ちゃ…

ヴァインランド トマス・ピンチョン 「重力の虹」は3分の1で躓き、ギブアップ。ピンチョンは私にはムリだ・・・と思って遠ざかってましたけど、再チャレンジ。今の所は楽しく読めてます。註がいっぱいあるので、理解しやすいのかもしれない。しかし、ここ…

暗闇の中で子供 舞城王太郎 わかった、わかっちゃった。この人はミステリーを書く気がないんだ。愛を書きたいんだ。愛とか家族とか誰かを大事に思う心とか誰かのために自分が犠牲になる気持ちとか自分自身の成長とか向上心とか自分に自信を持つこととか過去…

スモール・サクリファイス アン・ルール 一気に読んでしまいました。これがノンフィクションだなんて・・・って感じです。現実は小説より奇なりって言葉がぴったり。「虐待の連鎖」というサブタイトルだったので、読み始めはちょっと加害者寄りの内容なのか…

ねじの回転 恩田陸 えーっと、この本、どう読めばいいんでしょうか?どっかで何回も読んだことのあるような内容、ご都合主義のラスト。カタストロフィさえも感じられないし、登場人物の誰にも感情移入できないし。なんか宮部みゆきとかぶる。私には面白さが…

ダーク 桐野夏生 ミロのお話は結構読んでいると思っていたけど、「頬に降りかかる雨」と「天使に見捨てられた夜」が未読だったことに気付いた。結構ヘビーだけど、面白くて1日で読んでしまった。この先どうなるのだろう。ダーク作者: 桐野夏生出版社/メーカ…

九十九十九 舞城王太郎 600ページ、とりあえず拷問のように読みました。空想の空想の空想で何が何なのか結局わかんなかった。もうムリ!九十九十九 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04/07メディア: 新書購入: 2人 クリ…

煙か土か食い物 舞城王太郎 ドライブ感があって結構好き。構成される名詞・英語・個人名、そういうものが私の好みだ。ただ、ミステリーとして読むのはどうかなぁ。四郎の謎解きが冴え過ぎてて、サクサク進み過ぎちゃうし。納得できないわー。私としては阿修…

パンク侍、斬られて候 町田康 町田節、健在!ただただ楽しく読んで1日半で読了。この人の本の中では比較的読みやすい方だと思う。いつものことながら、よくこんな名前思いつくよなぁ。シトゲちゃん。差オム。江下レの魂次。なんと読むのかわからないので適…

こんな世界に誰がした 爆笑問題 「日本原論」シリーズも4冊目。こんな事件あったなぁとか思うってことは、日々忘れていってるってことなんだなぁ。流されて生きてる。こんな世界に誰がした作者: 爆笑問題出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/01メディア: 単…

美しい魂 島田雅彦 久しぶりです、この人の本読むの。この人って、本によって(私にとって)すごくムラがあるような気がするんですけれども。しかし、これって「彗星の住人」の後日談っていうか、姉妹編っていうか、そういう扱いなのだな。彗星の住人読んだ…

今日はめちゃめちゃ読みまくった。やることなさすぎて。阿修羅ガール 舞城王太郎 前半のアイコの独白のとこ。私の独り言と対して変わらなーいなんて思ったりして。30過ぎたいい大人の独り言としてはどうか。反省。中盤から失速気味で読後感ビミョー。阿修羅…

モンキー・パトロール 有間しのぶ 前巻からほぼ1年待ち。あぁー、こんなことになってたんかい!杜田ぁ〜よかったねぇ。香ちゃんもよかったねぇ。ってか、5巻からなんだか気になるところで終わるようになっちゃって、6巻の最後も引っ張るから、もー、7巻…