熱球

熱球

久しぶりの重松清です。この人は中年にさしかかった男女の寂しさみたいなものを書かせたらホント上手だなぁ。いいことばっかじゃないけど、悪いことばっかでもないっていう微妙なやるせなさ感にちょっとしんみりします。ただ、「疾走」的な話をもっと読みたいと私は思う。もっと重い感じのものもいいと思うんだけど。