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東京湾景 吉田修一
なんか染みた。私も美緒のように男女間の愛なんて幻想だって思ってる部分があるし、亮介のように誰かを本当に好きになってそれがだめになった後、気持ちなんていつでも変わるって思うようになった部分もあるし。どっちが正しいとか間違ってるとかじゃなくて、どっちも真実でどっちもウソで。ほんとはとってもシンプルなもののはずなのに、いつのまにか自分で複雑にして自分でわけわかんなくしてるんだなぁって思ったり。某恋愛小説なんて比じゃないくらいに自分にはキタかも。ちなみにドラマの東京湾景とは内容が全く違うみたいです。(ドラマは見てなかったのでよく知らないけど)
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/09/26
- メディア: 単行本
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