真心ブラザーズ『FEEL FINE TOUR』FINAL in NHKホール

excel05102006-06-30

野音以来の真心です。QUATTROはチケットが取れず、SMILE FINE TOURを見れなかった私にとって今回のツアーの最初がこのFINALなのです。それだけに、気合は入りまくり。会社のトイレでまごTに着替えて戦闘体勢完了!いざNHKホールへ!
セットリストはちょっとうろ覚え。
1.少しも冷めていない

2.空にまいあがれ

3.東京ひとり
関係ないけど、いつもこの曲を聴くと劇団ひとりを思い出しちゃう。そういう人多いんじゃないかな(苦笑)
ここでMC。今日のさくちゃんはセントジェームズのボーダーと半パン。よーちはどこのかわからないけど、ニワトリ柄のTシャツの上にシャツを羽織ってチノパン。ひとしきりさくちゃんのボーダーについていじり倒したよーち。
Y:「あれだよね、ミュージカルみたい。大人が子供の役やってるみたい」
確かに!それはなで肩のせいでもあるし、さくちゃんの少年っぽいたたずまいのせいでもある(笑)。

4.BABY BABY BABY

5.I'm in Love
ここでやっちゃうのーっていう感じ。大好きな曲なのでアンコールでじわっと聞きたいなぁ。なんて贅沢なこと思ったりして。生で聞けるだけで感謝するべきな一曲なのだ。

6.丘の上
さくちゃんのうねりまくりのギターといちろうくんのお腹にビーンと響いてくるベースがたまらない。そこにビバさんのドラムが加わって、よーちの伸びる声が涙さえ誘うような。これぞ真心。とか、思いながら聞いていたら。
桜:「次の曲は丘の上・・・じゃなくて紺色!」
あーやっちゃったよ。この人(爆笑)。

7.紺色
飛び跳ねながら気持ちよく聞いた後、さてよーちはさっきのさくちゃんの失態にどんなお仕置きをするのやら・・・とわくわくしていたら、案の定言ってくれました。
Y:「やっちゃったねー桜井(笑)」「じゃなくて!って。紺色もちゃんと言えてなかった。『じゃなくて・・ぉんいろ!』」「よく続けられたよね。」
桜:「やっちゃいけないときにやってしまった・・・」「もうロックンロールがなんとかしてくれると思って続けてみました。」
しばらくいじめられ続けたさくちゃん。「3500人の失笑が響いてる。」確かに、周りの人たちも生暖かい目で見てた気が。(笑)そして、名誉挽回とばかりにさくちゃんボーカルの曲が続きます。

8.スマイル

9.メトロノーム
久しぶり!っていうか、この曲ライブで聞いたの初めてかもしれない。情景が浮かんでくる素敵なラブソング。さくちゃんのロマンティックがつまってるのだ。

10.Rolling
アルバム「fine」を通しで聞いたときからめちゃめちゃ好きになった曲なので、思いもひとしお。なんせ伊勢山神社にわざわざ行ってしまったくらい。すげーいい曲。真心のラブソングの中でも1位を争う(自分の中で)勢いで好きだ。この曲の間、みんなでクラップしていたら
桜:「この曲はデモテープを作ってる時、レコーディングしている時からお客さんのクラップの音が頭に浮かんでた。」
Y:「今日レコーディングすればよかったよね、そしたら3500人のクラップが入れられたのに。3500人の失笑じゃなくて(笑)」

ここで真心のお二人、「2−4でクラップ」「2−4の裏で」「スネアが」とか、音楽用語で話し始める。
Y:「あ、業界用語で話しちゃった。じゃあいい機会だから、2−4が何なのかお話しましょう。」
よーち、ビバさんにスネアを叩いてもらいながら2−4について解説。その教え方は的確かつわかりやすく、さすが元早稲田大学教育学部!ひとしきり解説が終わったあと
Y:「明日学校で自慢するといいよ。『昨日真心ブラザーズのライブでさー、2−4って知ってる?』って。」
桜:「明日土曜日だよ。」
Y:「あ。でも、俺は土曜日でも学校行ってたよ!」
桜:「というより、客席の中で学校行ってる人いないよ。みなさん会社行ってる(苦笑)」
Y:「じゃあ、会社で自慢すればいい・・って、会社も休みか。」
そのとおり!さすが結成18年目だけあって、ファンも大体が社会人なのです(苦笑)
Y:「じゃあ今日はFINALだし、特別に『ハロー』やろうか。MB'Sのみなさんは特にやることないけど。俺と桜井しかやることない(笑)」
リズムボックスが鳴り出し、お客さんがクラップを始めると
桜:「みなさん、勘がいい!」

11.ハロー
やることがないMB'Sの面々。よーこちゃんはタンバリン、ひでろーは鈴、いちろうくんは(多分)マラカスをやる中、ひとりフラダンス的な踊りを踊る男。それは文明さん(笑)。
Y:「文明さん、さすが!視界にその腕の動きが入って、笑いそうになったよ。」
桜:「では、そんな文明さんのかっこいいキーボートから始まる曲!Step steady!」

12.Step steady
Y:「最高だー!夏の友達ー!!」

13.Dear,Summer Friend

14.ENDLESS SUMMER NUDE

15.拝啓、ジョン・レノン
さくちゃん、マイクを通さずに何かしゃべってる。お客さんも歓声をやめてさくちゃんが何をしゃべってるのか聞き取ろうと静かになる。
桜:「みんなで一緒に楽しい歌を歌ってください!!」(生声)
そして

16.新しい夜明け
みんな大声で歌って、高ーーくジャンプ!うわーーー鳥肌立ってきた!
Y:「次の曲も一緒に歌ってくれー!」

17.情熱と衝動
珍しく、お客さんだけで最初のフレーズを歌わせてもらった。「♪じょうねーつをしょうどうにかーえてー ゆめのーこえをたどぉっていこぉーーーー いつでぇもぉー わらいながらぁーーーー」3500人の声が溶け合って響き合って一体となって。

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Y:「FINEの中で今日まだやってないロックンロール!」
17.受けポジ

Y:「4年後のワールドカップでは絶対勝つ!」
18.どかーん
これまた久しぶり!甲子園のスタンド席でおなじみだけど、生で聞くのはこれまた何年ぶりだか!「どかーんと景気よく」のあとの、チャチャチャっていうクラップ、自然に出ました!やっぱ体は覚えているんだなーと実感。

19.EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG
2番をさくちゃんが歌って、客席から「うぉー」という地鳴りのような声が。やっぱ最高だ!

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RELAX〜OPEN〜ENJOY
Y:「また会いましょう!」

おそらく、誰かと真心のライブに来るのは今回が最後になるであろう私にとっては、本当に涙が出そうになった。
真心のライブはどんなアーティストのライブよりもハッピーになれる。にやにやして、ジャンプして、大声で歌って、日常のもやもやを吹っ飛ばしてくれる。私にはカンフル剤のようななくてはならない存在なのだと改めて実感した夜だった。