マシニスト

休んでる間、ぼーっとDVDを見てました。クリスチャン・ベールが結構好きで、割と見てるんだが、マシニストは、まぁ、よくある展開かなぁ。こういうの多いねって感じです。不眠症っていうわりには「眠れない」っていう主人公トレバーの苦悩があんまり感じられない。なんでかっていったら、眠ろうと努力してるシーンが一切ないからだ。ベッドに横になってるシーンも無し(娼婦とベッドに入ってるシーン除く)。ストーリーの最初に、1年間寝てないって言わせちゃってるので、そうなんだって納得するしかない。確かにあのガリガリの姿を見れば納得せざるおえませんけど。眠りたいのに眠れないって割には、日中普通に仕事出来てるし、性欲あるし。大丈夫なんじゃねぇの?って思わせちゃったのがもったいない。不眠症の辛さを見せるのは「インソムニア」の方が上手だったと思う。あと、冷蔵庫から血が滴ってくるシーンで大家さんが「あなたの部屋から水漏れしてるの」って言ってたけど、水は漏れてない。漏れてるのは血なんだが。水と血じゃかなり違うけど、分からなかったのかな?それと冷蔵庫を見て、普通血を見て驚くと思うんだが、トレバーはメモを見てびっくりしてる。そりゃ、メモは大事な伏線だからびっくりするとは思うけど、この場合最初に血でびっくりするのが普通なんじゃ・・・?と思った。