無意識という意識

もう5年以上会っていなかった友達に車で送ってもらっている。時間としては真夜中。よく分からない地名の書いてある道路標識が通り過ぎていく。バイパスを抜け、山の中へと車は進んでいるようだ。車の中には私と友達の他には誰も乗っていない。会話らしい会話もないまま車はいつのまにか止まっている。月明かりの中、私と友達はぽつりぽつりと会話を始めた。
友「最近どうなの?」
私「どうって別に。」
友「○○とは会ってる?」
私「連絡してない。向こうからも来ないし。」
友「この山、昔みんなで登ったことあったよね。」
私「そうだね、○○もいたし××もいたっけ。」
友「××とは最近会ったよ。元気そうだった。」
私「そうなんだ。私のことなんか言ってた?」
友「連絡つかないって言ってたよ。」
私「・・・・。」
この辺りから何かに気がつき始める私。
友「○○とはあの山登りした日から連絡つかなくなってるんだ。」
私「・・・・。」
友「あんたなんか知ってるでしょ。」
私「・・・・。」
友達は急に私のほうを見る。そして急に。


ってところで目が覚めた。夢の中で私は自分が○○を殺して、自分ももうこの世にはいないことを思い出していたのだ。ってか、こういう夢たまに見るけどなんなんでしょー。今回の夢は本当にリアルで夢の中でも鳥肌が立っているくらいだったので、なんか気になる。怖くて目が覚めたのも結構久しぶりだ。